「V突(仮)戦記」

第一回「突撃砲兵は騎士十字賞の夢を見るか?」

 もとを正せばついふらっとイキオイで「作るぞ!」と言ってしまったのがことのおこり。言葉は使っても、言葉に使われるものじゃぁありませんね。

とはいえ、そろそろ戦車作りたいナーと思ってたのも事実。あーでもでもどうしよう、出来る限りは奮戦したいところですが、

もし上手くいかなかったら・・・その時は敗戦記にすればいいのさ。でもきっと大変だよぅ、辛くなるよぅ・・・

 

「ねぇ、気がついてる?あなた帆場の話をするとき、とても楽しそうな顔をしてるわよ」

――「PATLABOR THE MOVIE」


 

 とりあえず箱を開けて中を見てみましょう。

 田宮模型発売、ミリタリーミニチュアシリーズNo.197「ドイツV号突撃砲G型」(1/35スケール)

 これがパーツ内容全部です。このままで十分立派なV突G型の「初期型」を

 組み上げることが出来ます。

 主砲部分のパーツは75ミリと105ミリ砲の2種類入っていますので、お好きなタイプを作れます。

 これをもとに「後期型」を作る予定なのですが・・・

 

 

ぱっと見ればパーツランナー(枠)が6枚入っているのがおわかりいただけるかと思います。

ところが、じっと見つめていると「1枚のランナー」というのは何枚かの小さなランナーが組み合わさっていて、

よくよく目を凝らすと「いつでも後期型が発売できるような分割」になっているのがわかります。

だから、この原稿を進める間にタミヤからV突G後期型発売決定!!なんてニュースが飛び込んでくるかも知れません、そんときはどーしよ??

 

 ちょっと個々のパーツを見てみましょう。

 これは戦闘室全面の増加装甲のパーツです。

 六角ボルトが実にシャープで、とても良い感じですね。

 

 

 

 

 

 

 こちらは戦闘室の上面パーツ。

 ひとつひとつのディティールにちゃんと意味があることは

 スケールモデルを作っているときに楽しめる事柄です。

 これらのボルトやヒンジにどんな機能があるのか・・・

 そんな事をぼけーっと考えながら作るのが好きです。

 (アニメものはアニメもので、別の楽しみがあるのですが)

 

 


 さて、

今日は、ここまで。

 このまま箱に戻してしまっちゃいましょう。この「しまっちゃう」という行為はモデラーの性(さが)のひとつです。

「あとで」とか「そのうちに」とか言って押入や棚にしまっていく。積んでいくとそのうちにエントロピーは増大し気がつけば部屋は

「ツンドク」という亜寒帯気候に侵されてしまいます・・・こうなるともう、なかなか戻って来られません。

シベリアのラーゲリに閉じこめられたドイツ兵のように、そこで朽ちて逝くのみ・・・

 

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