V突(仮)戦記

第6回「無限の住人」

 

タイトル、ヒネリないなぁ・・・

今回はキャタピラのお話です。コイツがないと戦車はちっとも進みません。

キャタピラというのは実は「商品名」でシステムとしての名はクロウラーとか言うそうなんですが、

なーに、通じりゃいいんです、世の中。でもやっぱり「無限軌道」という日本語訳はカッチョイイなぁ・・・

前半、ここが山場です。


 

  戦車模型のキャタピラといえば普通はこれ。

 タミヤのキットに付いてるベルト式です。材質の問題から以前は色も塗れなかったし

 接着もできなかったので「焼き止め」(熱したクギの頭を押しつけて溶かして固定する)

 しなけりゃいけなかったんですが、大抵失敗するモンです、僕だけか?そんなの

 今では塗装も接着もOK!素材革命ですねえ。

 素晴らしい出来です。

 

 

 ただ、普段我々が目にするキャタピラの多くが小型建設機械のそれであるために誤解しがちですがキャタピラというものはゴムで一体成形

されているわけでは、ありません。建設機械でも大型のものを見ればわかると思いますが、いくつもの履帯(りたい)が繋がっています。

 

 それを再現するのがこのようなパーツです。

 これはグンゼのV突(前回参照)の連結式キャタピラです。

 ひとつひとつをつなげて接着していくことでベルト式よりも自然なキャタピラの「たるみ」などを

 再現できます。

 とても素晴らしい出来です

 

 

 

 

 ただ、個々の履帯というものは、接着されているわけでは、ありません。本来それらは「動く」ものですから・・・

 

 

 

それを解決してくれるのがこちらのキットです。 モデルカステン製の「V/W号後期型用キャタピラ(タイプB)」という・・・

キャタピラのプラモ

でして・・・左に見えるような履帯に右の画像の連結ピンを差し込んでいくわけです。V突の場合片側93〜95枚。

・・・げふ(吐血)

 モデルカステンの連結可動式キャタピラはここ数年ぐらい戦車模型のトレンドなのですが、いかんせん面倒くさいのと

どことなく「上級者向け」のような気がして手を出しかねていたのですが人間一度は挑戦してみよう!ってことで今回やってみました。

 

 

 全部切り出すとこれぐらいです。タッパーでもないと整理できません。

 なんか・・・食えそうだな(そんなことはない)

 だらだらやってたせいもあるのですが、切るだけで3時間ぐらいかかったぞ・・・

 

 

 

 

キットには「治具」も入ってるのですが(履帯と一緒に写っていた四角い板です)

 あらゆる製作記事に「使うな!」と書いてるので唯々諾々と従って使いません

 何事にも先達はあらまほしきことなり、というわけですね

 先達に従って両面テープの上にずらりと並べていきます

 そして両側からピンを接着。先端部分にだけ接着剤を塗ります。

 全部塗ると動かなくなるもので(^^;)

  これ、連結可動式のキャタピラでも一二を争う簡単な部類なんですよね・・・

もっと難しいヤツだとセンターガイド(キャタピラの上に「⊥」のように付いてる突起)が別パーツだったり、交互に二種類の履帯を

混用しなければいけなかったり色々です。

 

全部つなげるとこんな感じです。

 「caterpillar(芋虫)」というよりも「centipede(ムカデ)」の様に見えますね。 

 虫好きの方にはたまらない画像です。

 虫嫌いの方にも、それはそれでたまらない画像だ(^^;)

 そういえばナウシカにこんなヤツ、いたなー。

 

 

 

 

 連結ピンのランナーを切り落としてよーやく完成。

 「なれれば一本2〜3時間で」とのことですが

 慣れてないんで丸一日掛かりました(土日の午後〜夜)

 でもまぁ、完成すると気持ちの良いものではあります。

 ピンの接着が甘くてぼろぼろ抜け落ちたりしたんですが(^^;;;;;

 

 

 

 

こ〜んな感じで動く動く、

まるで海産物のようであります。

やっぱり食えそうだよなぁわはははは(爆)

さてと、

 

 

反対側も作らなきゃ(泣)

 


反対側は、「治具」使ってゆっくりやろうっと・・・まさしく「無軌道」!いやさ「無限軌道」・・・終わらないまま、生きていく・・・

 

今日は、ここまで

 

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