「我々は3年間待った!」とはガンダム0083、デラーズ閣下の名台詞ですが、いったいコイツが出るまでおれたち何年待たされたんだ。
な、HGUCザクF2。以前出てたMG版がその、ゴニョゴニョな出来だったんでなんでしたが、
うん、それよりずっとF2してます。特徴的な胸の張り出し部分のエッジが立ってていい感じ。
MGの時はここんところ曲面処理にしてまして、それはそれで従来からのザク風ではあったのですけど
やっぱカクカクしててなんぼですわカトキメカは。
おそらくはこのキット手にした人間の大多数がまず作ってみたであろう(w キンバライド隊仕様にしてみる。
「色塗らないほうが綺麗に仕上がる」最近のガンプラ事情にあって「塗らないと作れない」このツートーンカラーはモデラー冥利に尽きるってものです。
上半身は木甲板色のスプレー、下半身は水性ホビーカラーのスカイ(スカイって何を塗る色なんだろう?空じゃねーよな)、そしてフラットブラック。
本編映像より色味を増やしてるのは設定通りだと地味すぎるから・・・
ではなくて成形色が黒なところに淡いカラー塗るのがめんどいからです(このヘタレモデラーめ
作ってて面白いなーと感じたのはウェスト部分の可動軸。元デザインだとここ動かないんですけど、
ランドセル(懐かしい響きだ)部分の動力パイプに「遊び」を持たせて左右に逃すような形で動きます。
これって「実在しそうなリアル」を第一に設計されてるラージサイズモデルだと出来ないギミックだなーと。
ポーズとらせて飾ることプレイバリューの主体になってる昨今のプラモデル事情を反映させてる気がします。
そしてむしろこーゆーのはMG的処理だったような上腕と大腿部の一体成形化。
処理すべき合わせ目がスパイクアーマーとスネの後部末端部分ぐらいしかないのですわこのキット。
各部の可動にはダブルオーのセカンドシーズン時期に開発された新型ポリキャップ、PC-001を使用しています。
特に下半身の可動が秀逸だと感じました。
ガンプラの進歩具合って外観だけだとあんまりわからないんですが、実際作ってみると関節機構の変化に驚かされます。
ケロロ軍曹も夏美姉さんに怒られたら見た目同じでも中身違うことをアピールすべきなのです(w
武装もいろいろてんこ盛り、ザクマシンガンMMP-78に変えてMMP-80マシンガンを持たせてみます。
グリップ部分にダボが存在し、手首パーツの受け口で固定する、こういう処理の仕方もラージサイズモデルのそれがしっかり反映されてますね。
21世紀スタンダードに合わせてアクションベースが使用できるんですが、それならばこそビッター少将が使用した「ラケーテン・ガルゲン」ブースターや
ソロモン近傍で片腕もがれてもアルビオンに直撃かましたザクバスズーカは欲しかった・・・
や、たぶん購入者の何割かはザクバズーカぐらい既に自前のストックで持ってそうな気もしますが。
そんで「飛ばす」よりも「前傾姿勢」的な位置でスタンド使ってみます。やっぱザクはどすどすいやザクザク走ってなんぼだよな。
そこでも目が行く下半身。この膝アーマーの可動こそMGでいや古くは旧ポケ戦キットから、
モモでもスネでもなくヒザに位置するこの動きをようやく再現!
あ、HGUCのFZが先だな(爆)
実はデジカメを新しくしたんで、ちょっと大きめの画像を貼ってみました。
うん、実物よりデカイとアラも目立つね(爆)
しかし簡単に形になるんでもいっこぐらい組んでみたくなる好キットです。
連邦軍仕様も既に発売されてますんで、たとえばGMマシンガンとシールド持たせて「装備も連邦仕様」とか。
ホントはなにかオリジナルな火器持たせたかったんですけど、あんまり良いアイデア浮かばなかったんですよねーうーむ
おまけ。
「種ポーズはまかせろー」的な何かをやりたかったのだけれど、年寄りにオサレアクションは辛い・・・