「陸戦ガンダム」

 


さて、自分が生まれて初めてガンプラ買ったのは忘れもしない小学2年生だか3年生だか・・・

いかん、忘れた(爆)

ま、まあともかく小学生の時に買った300円の量産型ザクでした。

小学校の前にあった「富久堂」という文房具屋で売ってまして・・・

思えば遠くに来たもので、あのときの出会いがなければ、ここまで来られなかったかもしれませんね。

 

来すぎた気もしますが。

 

以来20数年間、「ガンプラ」と名のつくものはいろいろと作りまくってきましたが「ガンダム」と名のつくものはたったの4機しか作ってません。

これまで作ったことがあるガンダムは・・・(すべて1/144スケール)

 

・ボルトガンダム

・ガンダムヘビーアームズ

・ガンダムX

・ガンダムEz8

 

なんて裏街道な!

そんな現状を打破すべく(ウソ)マスターグレードでガンダムを作ってみましたよ。

 

 

選んだのはOVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場する「RX−79(G) 陸戦用量産先行型ガンダム」です

1stTVシリーズのみに親しまれているガンダムファンの皆様にはなんじゃそりゃあな機体でしょうが

いわゆる一年戦争に何機の「ガンダム」が投入されたかには諸説あり、

1機説、3機説、4機説、7機説などなど色々ですが・・・まあ、

 

バ○ダイがほしいと思った数だけガンダムは存在する。

 

とゆーのが事実であり真実であり史実です。

 

胴体部を中心にちょこちょこディティールを追加してみました。

コクピット周囲の増加装甲はコトブキヤの「角モールド」

スモークディスチャージャーのパーツは三号突撃砲の余りパーツです、成仏してくれい。

 

頭部バルカン追加、というのは陸ガンではありがちな追加工作ですが、丁度SEEDの「シグー」によい銃身があったので流用してみました。

基部はタミヤの「軽装甲機動車」のマフラーだったかな?

「弾倉はドコにあるんだ?」とか言われそうですが(^^;)

この際、邪魔になるアンテナを片方切り落としました。

両方とっちゃうとEz8と変わらないんで面白くないですから・・・

 

「ブイがないではないか」

「ブイなどただの飾りですよ!お偉方にはそれがわからんのですよ!」

 

大型ライフルもいろいろといじくる。

この微妙なローテク感が好きなのでマズルブレーキをやはり三突のものにすげ替え、

上部の補助グリップが銃身と平行になるように角度を変え、

バイポット(2脚)を追加しました。

やー、ちょっと鉄砲に詳しい人ならすぐわかると思いますが、

バイポット短すぎで、これじゃあ使い物になりません(汗)

でも、

この銃どこにも排莢口がないデザインなんで

か、固いこと言わずに・・・

 

 

塗装とマーキングが終わった状態です。

去年作ったMGガンキャノンと同じ色調、同じデカールを使ってみました。

汚しは当初油彩でやろうかと思い、その前にメタルカラー(金属粒子の混じったウェザリング用塗料)で銀チョロ塗装をやろうとフタ開けてみると

・・・なんと完全に干乾びていました(泣)

 

 

しかし転んでもただでは起きない、シルバーの粒子がちょうど良くパステル粉っぽかったのでエッジ部を中心に銀色で汚す汚す!

昔はみんなこーだった。小学生の頃のカッコイイガンプラ、「リアルタイプ」とか初期のMSVとか・・・

「実際の兵器の塗装がこんな感じで剥がれるわけがない」

それは確かにその通り!しかしこの技法は巨大な鉄のカタマリが、全身傷だらけになりながら歩き続けるあー

・・・表現主義的(ぼそ)

 

ちなみに今回コンテナは閉じた状態で固定してます。中の人などいません!

そして今回の秘密兵器はこのコンテナに偽装網をかぶせます!!

 

・用意するもの

・戦車プラモ用のカモフラージュネット。

#大きめの、スケールモデルの扱いが多い模型屋さんで入手できます。

 

・料理用の乾燥パセリ。

#大きめの、スパイス類の扱いが多いスーパーでお買い求めください。

 

「食べ物を粗末にするな」と子供の頃にはよく言われました。

が、しかしッ!

「使えるものなら何でも使え」がモデラー精神、ためらいなく粗末にするッ!!

余ったら食うッ!!!

・・・プラモ作ってる時と料理してる時に、同じ匂いがするのってすごくイヤです。(実話)

 

 

かくて完成であります。シールドはMGのGM改のヤツを。

こーして見ると08小隊GMスナイパーとあんまり変わらない気がする・・・

 

 

正面顔はこんな感じです。「片方アンテナ」はあんまりみかけないよなーと満悦だったんですが

ストライクダガーってこんなんだったような気がする・・・

 

偽装網はこんな感じになりました。

「密度」とかもう少し考慮が必要かと思いますが・・・

 

シールドを変更したのは陸ガンオリジナルのが好きなデザインではなかったからなのですが、

「盾を地面に突きたてて防御」は好きなイメージなので裏側にそれらしき装置を。

支えられないような気もしますが・・・

 

これをやらなきゃウソだろう!の片膝立ちポーズ。

パッケージの完成見本だと銃も構えているんですが、

実はその写真はコンテナ背負ってないという罠がっ!

 

でもってガンキャノンと並べてちと記録映像風に処理した一枚で今年のプラモの締めくくり。

 

最後にひとこと

 

リクエスト通り陸ガン作ったぞ!次はそっちの番だい!!

 

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